※社内向けの記事
今日からまた発信していく
理由は、
自己を振り返り
シナジーを作るため
僕は自分で農業を始めて、かれこれ5年になる。
インスタグラムのフォロワーは4万人に迫り、従業員15名程度の組織になってきた。
卵の生産だけでなく、それを自社で加工し、自分たちで販売している。
田舎でかつ、農業という産業では、まあまあな規模になってきたと思う。
振り返った時に、ブログにて日々自身の考えを発信してきたことは、一つ重要な役割を果たしていていると思う。
ブログで書いた文章は、
(1)自分が見ている
(2)身内が見ている
(3)他人が見ている
社長になって組織を率いた今、明らかに自分の考えや状況を日々発信した方が、身内も他人もシナジーが生まれやすいと思った
これは自明だったが、なぜ、ブログを書かなくなっていたのか。
それは、悩んでいたというか、言語化が難しくなっていたのか、
定かではない
ただ、気持ち的に書きたくなくなっていた。
日々、仕事がどんどんと湧き出てくる。
以前は、ニワトリだけをみていたが、今は生産現場はもちろん、お客さん、社員、市場、社内の状況、地域社会、最新のテクノロジーとみないといけない事柄が増えた。
また、プライベートでも、子供が生まれたりして、変化があり、以前と比較して心も体も時間が取りづらくなっていた。
注意散漫になっていたのかな。
次々とスイッチして、思考が断絶的になり、深い思考ができなくなっていたのかもしれない。
まだあやふやな自分の感情を可視化して、人様に見せる形にするということに対して、抵抗があった。
でも、そういった思考や感情は、待っていても、はっきりしたものにならない。
むしろそこに飛び込んでいって、もがいているうちに形になっていくのではないか。
僕らがやっていることは、平飼い養鶏で卵の生産をすること
そして、その卵を加工して、お菓子を作っている。
他の農家が10年や20年かけてやるようなことを3年ぐらいでやってきた。
しかも、綿密な計画や準備なく。
僕はやりたいと思ったことをすぐに形したいと思う。
頭の中にあるものをすぐに外に出した方がいいと思った。
むしろ出すことで形作られていくのではないか
今、僕たち(日本が置かれている)状況はそんなに良いものではない。
人口減少し、物価が上がり、政治が不安定で、この国の未来に希望を感じている人間は少ない。
先日、石川に行った。
石川は日本人はほぼいなくて、歩く人はほとんど外国人ばかりだった。
トランプ大統領になり、高い関税などを強いて、自国で経済を回す方向性に舵を切ろうとしているアメリカ。
これからどうなるのか
でも、否が応でも、こんな田舎で暮らしていても、グローバル経済に引っ張られてしまう。
だから、世界で競争するというか、世界で競争しないところに、自分たちを置かないといけない。
誰もやってないこと。
田舎は、これから人がいなくなる。
インフラが崩壊し、社会が回らなくなる。
そこで、どう生きるか。