素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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批判だらけの真夏の消防団の夏季訓練のポテンシャル

今日は消防団の小隊訓練があった

 


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伊万里市12分団が集まり、行進をするというイベント。

 

この目的は消防団の結束を強めること

 

炎天下の中、分厚い団服でやる意味

消防と行進の関連性

 

これを真夏にやる意味があるのか? 

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という声は、僕の団では、かなり上がっていた

 

確かに30度を超える炎天下に、団服を着て活動することに、僕自身かなりの体力を要した。

 

でも、僕はここでは、この会の存在の意味の有無を問いたいのではない。

 

この会のポテンシャルをもう少し論じたいなと思う。

 

まず、その集客力

団員が700名以上集まった。

 

その他、来賓やスタッフ、観客で100-200名ぐらいは居たのではないかなと思う。

 

これはすごいことだ。

伊万里市の人口の1%以上が集まっている。


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この凄さは半端ないと思う。

 

これだけの人を集めて、行進だけさせることに勿体なさを感じる。

 

消防団として参加した700人の活動費は出てるし、

 

会場のスタッフの報酬など考えたら、この1日でかなりの予算を使っていることが想像できる。

 

どうせお金をかけるのなら、もう少しリターンを求めたいなと思う。

 

もっとお祭りのように出来ないかなと思う


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おそらくもっと広く市民に開けて、家族のイベントとして位置づけたら、800人から4000-5000人ぐらい集客できるイベントに昇華するのではないかなと思う

 

団員の家族を招待し、出店などを募るのだ

 

今は、800人を動員して、ただただ出費しかしてないが、5000人を導入できたら、このイベントだけで1000万円ぐらいは動くんじゃないかな

 

消防団の活動を知ってもらうためにも、団員だけで行進するのはなく、広く市民に見せたほうがいいと思う


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これから消防団はますます減っていく、

どうやって消防団へのアピールしていくか?は大事な課題ではなかろうか。

 

また、今の行進はせっかく地区ごとにやるのだから、もう少し地区の特色を活かしたり、発信をするような行進をしたほうがいいと思う。

 

全く同じ行進を12回見せられるより、特色ある行進を12回見せられた方がワクワクする


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VUCAの時代は正解が一つじゃないからこそ、いろんな方法で「結束」を表現したらいいんじゃいかな

 

また、家族を呼ぶ意味として、家族の消防団への理解を深めるという意味もある

 

僕は子供2人の父だが、子供を置いて日曜日に家を空けるのはとても忍びない。

 

でも、家族のイベントとして位置づけると、家族の理解も得れるし、家族の負担も減るのではないかな?と思う。

 

また、消防車をみたり、救急車を見たりするのも楽しいんじゃないかなと思う。


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行進はかなり本気でどの団もやってる。

だから、その大人の本気を子供に見せることで何か感じることもあるんじゃないかな。

 

このイベント、政治家も挨拶にきてる。

政治家にとっても消防団800人だけに挨拶するより、消防団とその家族3000人に挨拶したほうがコスパいいんじゃないかな


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消防団の夏季訓練

 

訓練と実態の関連性、季節と健康への考慮

 

様々なことでこのイベントをやる意味を疑っているものがいるのは事実

 

僕はただ単にこれを否定するのではなく、この会のポテンシャルや意味を再考することで、伊万里ならではのイベントに昇華できるのではないかと感じる。

 

僕が市のトップになればそういうことを考えたい。