最近、読んだ本でかなり勉強になったのは、「スターバックス成功物語」という本だ。
元々小さなこだわりの強いコーヒー豆屋さんだったところから、今の世界的なスターバックスにまで成長していった歴史が描かれていた。
元々、スターバックスは豆の焙煎と販売専門だったことや、創業者は別で、シュルツは後から買収したという話やフラペチーノは社員が作った話や社員を何よりも大切にし、持ち株制度を作ったりと、
どのエピソードも非常に興味深く、延々と議論ができそうだった。
ここでは、僕の直接的にヒントになった一文を記す
企業家は、会社の発足当初から、社内文化や価値観、指導理念を念頭に組織に浸透させなければはらない。それが会社の方針や雇用、経営戦略を決める基盤になる。CEOであろうと幹部社員であろうと日々仕事をするに当たって一番大切なのは、会社の価値観を他の社員、とくに新入社員に啓蒙することだ。企業の規模にかかわりなく、正しい社内文化を確立しなければ成功はおぼつかない -スターバックス成功物語 106ページ
この一文を読んだとき、ショックを受けた。
僕は自分の考え方を会社にインストールしようという意識が全く無かった。
理念や行動計画などは作っているが、それを日々意識しながら働いてるメンバーはおそらくいない。
もっと考え方を啓蒙しないといけないなとこの本を読んですごく感じた。
そこで、この1.2週間は、考え方を意識して伝えるようにした。
日々のチャットやミーティング、面談。
そして、次の会議で、会社の理念や行動基準を一緒に考えた。
みんな話を熱心に聞いてくれた。
でも、後日ある社員から、僕の話は抽象的で分かりづらかったという指摘があった。
彼曰く、おそらく伝えたいことの2-3割しか伝わてってない。もしくは誤解して伝わっていると。
自分の考えがなかなか伝わらないことも、初めて理解した。
発見の連続。
でも、この考え方をインストールするということはとても大切なので、こだわってやっていく。
僕だけじゃ上手い言葉を持ってないので、もう少し噛み砕くことと、翻訳してくれる人と協力することと
あと原液はもっともっと濃くしたい。
シュルツさんありがとう。
ブログやラジオはそういう意味ではかなり有効そうなので、やってみます。