素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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福井に行ってきた

先日、家族で石川と福井に行った。

 

九州人にとって、北陸はほとんど縁がない。

 

北陸に行かずして、生涯を終える九州人の方が多いといっても過言じゃないだろう。

 

妻が妊娠をして、夏に3人目の子供が生まれることになり、その前に旅行に行きたいと思った。

 

石川の外国人観光客がすごいということを前に聞いたことがあったので、それをこの目で確かめてみたかった。

 

また、福井は日本一周したのちに、古民家を改修して、宿を作った友人いる。

 

その友人の古民家に泊まってみたかった。

 

まず、福島の話からしよう。

 

その友人の宿は福島の永平寺という世界遺産がある自然豊かな環境にあった。

 

都会で働いていた彼は、日本一周の旅を境に、生き方を変えた。

 

そして、資本主義ではなく豊かさを求める生き方に変わった。

 

それがばあちゃんちで宿をやることだった。

 

リフォームは、ほとんど自分たちの手で。

 

庭で鶏を飼育して、狩猟で鹿を獲っていた。

 

共感する部分が非常に多くて、とても良かった。

 

ものが溢れている時代。

欲しいものは何でも手に入り、生命が脅かされるようなこともほとんどない。

 

満たされた時代。

 

そこで、多くを求めず、自分たちの手で物事を進めていくことはとても難しいことだろう。

 

でも、そういう生き方が求められているなとも思う。

 

それを実践している友人はとても素敵だった。

 

夜ご飯は、くくり罠で捕まえた鹿肉だった。

 

自分で〆たらしい。

とても美味かった。

 

僕も狩猟免許持ってるから、狩りをやりたくなった。

 

生きているという実感がある。

 

 

福島で感じたことは、どこの田舎も一緒だなということ。

 

福島の景色は、綺麗だったけど、ほとんど伊万里のものと変わらなかった。

 

きっとここも伊万里と同じように若者が少なくて、産業が衰退し、人口がどんどん減少しているだろう。

 

どこの田舎も同じだ。

 

今、僕たちが生きている田舎は課題だらけ。

 

この課題だらけの田舎でそのソリューションを出せたら、とても意義あることだと思う。

 

そのためのキーワードは

 

農業、AI、福祉、観光、空き家、だと思う。

 

この辺りをもう少し勉強していき、衰退していく田舎で、どう生きるか?

 

新しい解を出したい。

 

もっともっと勉強します。

 

 

福井、行って良かったな。

 

友人は、まだ30代。

これからどんなふうに進化していくのだろうか。